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コンピュータだから ゼロとイチで考える

いつも読んでいただいてありがとうございます。

感謝します。

こどもプロラミング教室 すまいる・キッズの西尾です。

 

昨日は阿倍野で出張プログラミング教室でした。

久しぶりの出張楽しかったです。

 

人数は少なかったですが

楽しくプログラミングであそべました。

 

やはり、リアルがいいです。

 

前回は自然を相手にする。というセンサーのはなしでした。

 

自然の数値はアナログの情報です。

そんな話からスタートします。

コンピュータだから、全部 ゼロとイチで考える …

 

必要はない!

 

最終的には0と1なんですが

 

0と1に置き換えて、コンピュータにわかりやすくしてあげるのは

プログラムの仕事 であるし、それを考えるヒトの仕事です。

 

ここでの 0と1はスイッチを押した、離したの レベルのシンプル~な

0と1の表現のお話です。

 

 

 


自然には変化がある。

  • 光センサーで明るさを測る
  • 音の大きさを測る
  • 赤外線フォトリフレクターで
  • 壁に当たって跳ね返ってくる、赤外線の強さを測る。

この様なセンサーは単にスイッチのオンとオフの様に0と1だけで判断するのではなくて

幅を持った数値で状況を教えてくれます。

 

 

 

暗くなったらLEDランプをつける、と言う場合

 

明るさの基準の数値は

場所や環境で変わります。

教室の中でも朝と夜で数値が変わったりしますし、蛍光灯の色でも数値が変わります。

 

光の強さというアナログの情報を

当教室で使うセンサーは0から100の数値で光の強さを

表しますので

 

それを閾(しきい)値という

【境目】を設定して、0と1に

置き換えるのがプログラムの役目です。

 

プログラムを作る人間の役割なんですね。

 

ほとんどの

こどもたちがこの考えで壁にあたります。

  

境目を決める為のテストが必要なんですが

 

地道にテストモードで実際の数値を確認しながら

進める事が出来る子は、結果的に理解も早くて、スムーズにいくのですが

 

イチイチ、テストするのも面倒と

思って、適当な数値で乗り切ってしまったり

 

上手く動かない時に、実際にセンサーが返す数値を確認しないで

「うごかなーーい」と言ったり

プログラムやロボットをいじったりしている子は、堂々巡りでなかなかうまくいきません。 

 

しっかりと自分の環境で測って「数値」を決める。

 

【自分の環境で実測して数値を決める】

 

教材の中でもこの、方法や考えかたが何度も出てきます。

そして

 

【ここの場所だとだと「数値」はいくらだった?】

 「テストはやった」 

 

スタッフがこどもたちに何度も何度もいいますが…

 

小学2年生や3年生では、言葉では理解できていても

 

プログラミングする時に

いきなり、不等号で表現するところまで

なかなか繋がらない様です。

 

さらにそこに

 

応用として、OR(または)条件、AND(かつ)条件もセットで

出てくる時もあります。

  

 


「真」と「偽」 → 1と0

 

 

自然の中では、その環境条件にもよってセンサーの返す数値も

安定しません、閾値という境目の数値を設定して

真(1)と偽(0)に分けるために使います。

  

卒なくこなせるばかりが、いい事ではない

 

テキストのサンプルプログラムを見て

閾値もヒントがあるので、それをそのまま使ってみても

うまくいくことが多いのです。

 

ここで、デキタ~と喜んでも

 

別の日に続きをやると

うまくいかないって事になります。 

 

 

いろんな要因があります。

 

 

 

器用で、卒なくこなせる子って、

上手くいかない苦労しないので、案外理解度が浅いって事もあります。

 

上手くいってほしいけど

ちょっとは失敗して学んでほしい

うまくいかないって事にもなってほしいのですが (^^)

 

自然を相手にしているから変化もあり

常に現状認識が大事

その為にやらないといけない事は何?

 

上手くいかないって時のフォローの方法について

 

こどもたちのレベルで変えています。

次回に書きたいとおもいます。